木曾馬籠を歩く

mituru2004-03-20

2001/05/10〜5/13
飛騨高山を訪ねた帰りに「中山道馬籠宿」に立ち寄る。高山本線から美濃太田を経由して中央本線に乗り換え中津川に降り、馬籠へと向かう行程である。
中山道は江戸日本橋を起点とし京都まで約530kmの道路で、69箇所の宿場がおかれていて、そのうち木曽には11の宿場があり、馬籠宿は板橋を1番目とすると43番目にあたる、江戸からの距離は332kmにあったとされている。道路が南北に貫通しているが急な山の尾根に沿っているので、急斜面で、その両側に石垣を築いては屋敷を造る「坂のある宿場」として今に面影を残している。
馬籠は島崎藤村の生地として、藤村記念館がありのどかな風景に溶け込み訪れる人も多いようだ。中津川から入り江戸へと向かう道はなだらかな登り勾配になっており、藤村記念館を見学して後、時間の都合もあり引き返すことになったが、今一度歩いてみたい木曽路であった。
中山道馬籠宿 http://boss2000.fc2web.com/b-4151.htm