五大堂

五大堂は、松島を象徴する代表的な単層宝形造りの建物として知られています。 西暦807年、坂上田村麻呂が東征の折に、この地の風景美に 魅せられてお堂を建て、その21年後慈覚大師が瑞厳寺(当時は延福寺) 開基のときに、このお堂に五大明王像を安置してから五大堂といわれてきました。 今の五大堂は、1605年政宗紀州の工匠を招いて改築させたもので、 その優雅な外形と内部の豪華さには目を見張るものがあります。